白南風にかざしてまろし少女の掌/楠本憲吉

 白南風(しろはえ)とは、「(九州地方などで)梅雨明けの頃に吹く南風。また。8月頃の昼間に吹く南風。しろはえ。」と広辞苑には記載されている。鬱陶しい梅雨の雲を吹き飛ばすような南風ということらしい。気象庁のWeb情報によると九州北部の梅雨明けは、平年7月19日ごろとある。まだ残り一週間ほどある。それで明けたら明けたらで一気に気温が上昇して猛暑が続くのだろうたぶんきっと。それが夏ではあるけれども。それはそれでイヤだ。

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