最近お気に入りのアニメは、「同居人はひざ、時々、頭のうえ。」だ。天涯孤独になってしまった人見知り小説家と捨てられて野良生活をしていた貓が出会って一緒に暮らし始めてから一人と一匹はどうなって行くかというお話だ。ペットショップの女性店員とのからみも気になるところである。一話の半々が人から目線の語りと貓目線からの語りという構成となっている。面白いのは、保護されているはずの貓の方が保護者目線それもけっこうな上から目線で語っている。これにはかなり納得する。貓は飼われているいう意識まったくないと思ったほうがいいと私も実体験で思う。たぶん貓と暮らしている殆どの人がそう感じられているのではないだろうか。
第一話で飼い主である小説家朏 素晴(みかづき すばる)と野良だった貓ちゃんが出会ったシーン
墓石に彫られている文字が金色でないのに少しばかり違和感と感じる長崎人の話は置いときます。
貓と暮らしている人がこのアニメをご覧になられると「ああこれあるなあ」とか「こういうことかもしれない」とかいろいろ共感できるのではないだろうか。なにより、常に上から目線で保護者気分の元野良の貓ちゃんが可愛いし、貓を通じて人見知りの小説家・朏青年の気付きと変化も見所ではないだろうか。
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