Le Photographe

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しろがねのやがてむらさき春の暮/草間時彦

今月は連日帰りが遅い日が続いていたけれどもそれもやっとけりが付いて今日は早く退社することができた。昨日から長崎帆船祭りが開催されており帆船が入港しているはずなので長崎港に立ち寄ってみた。今年入港予定だった日本丸は不幸な事故があったので入港できなくなってしま...
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草臥て宿かる比や藤の花/芭蕉

旅している訳ではないけれども草臥(くたびれ)れている。それも珍しく仕事でである。納品後の仕様変更、機能追加要求が多い。事前確認で聞いてないことだらけ。それもあまりにもタイト過ぎるのである。実稼働して気付く事が多いのだろうから仕方のないことではあるのだけれど...
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八重桜日輪すこしあつきかな/山口誓子

今年は桜の開花が早くて早々に散ってしまった。夏服でいいくらい気温も上昇このまま孟夏を迎えるのではないかと思っていたら気温急降下。あわててしまいこんだものを出していたらまた気温急上昇。体温調整がうまく追従できない。体調不良になってしまっている人も多いにちがい...
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蛙になど貸せぬ眼を瞠るなり/野路斉子

かわずになどかせぬまなこをみはるなり/のじせいこ「蛙の目借り時」に対して、そんなことさせるかいという句である。自分もそのように思っているけれども、うとうとしている春の昼下がりなのであります。 2018-04-05 10 Photos Click on th...
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アネモネや来世も空は濃むらさき/中嶋秀子

来世といものがあるとするならば、そこは違う世界なのだろうか。それとも同じ世界なのだろうか。そんなものはないというのが答えなのだろうか。もしかしたら今が来世なのかもしれない。誰も本当のことは知らない。
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行とゞく春の日影や虫の穴/高桑闌更

桜はほぼ満開に咲いておりもう散り始めているものさえある。拙宅の狭い庭の庭木のシャクナゲの花も開花した。こちらも例年より早く開花したように思う。昼休み職場周辺の被写体を求めて徘徊していると虫をよく見かけるようになってきた。蝶も飛んでいるのだけれど中々撮影でき...